こんにちは、自律神経ケア専門ヨガセラピストの戸島絢香(@ayaka_minty)です。
前回に引き続き、出産レポを書いていきますね♪
では、時を戻そう。それは私の臨月・妊娠37週〜38週の頃の出来事でした…
臨月の妊娠37週4日に10000歩も歩いた私
2024年8月9日、私は妊娠37週4日でした。
臨月を迎えていた私は実家に里帰り中で、妊娠経過はひとまず順調で。
お腹が重くてしんどかったので「できたら予定日より早く産みたいな〜」なんて思いながら、毎日のようにマタニティヨガやウォーキングをして臨月の日々を過ごしていました。
だから私はこの頃本当によく歩いていて、この日も10000歩以上歩いたんですよ!
だって、臨月は歩いてお産を促すのがいいって、言うじゃないですか!?
歩くのが安産のためにいいって、みんな信じてるじゃないですか!?(泣)
まさか頑張って歩いた結果、歩けなくなるなんて思わなかったんです…
帰宅後の夜、恥骨と仙骨に痛みが…
この日は朝から母と犬の散歩に行きーの、
そして午後はとってもおしゃれなカフェでカフェインレスのカフェラテを飲んで幸せなひとときを過ごしていました。
カフェから家まで歩いて帰り、合計10188歩も歩いていました。
臨月なのに10000歩も歩いて、私、えらい♡
と、とっても自己肯定感高めだった私だったのです。
だがしかし!!
帰宅したあとに恥骨と仙骨に違和感が生まれました。
え、なんか。痛い…?(*_*)
痛みは時間を追うごとにひどくなっていって、夜になる頃には恥骨と仙骨がくだけた?みたいな感覚でかなり痛かったです。
妊娠37週5日、恥骨痛で歩けなくなるほどの激痛に
そして翌日、なんと歩けないほどの激痛となってしまいました。
恥骨が割れそうに痛い。
後ろ側の仙骨も割れそうに痛い。
というか、これ、私の骨盤骨折した!?
と、思うくらいの激痛でした。
まず、足を一歩踏み出すということができない。
寝返りを打つのも激痛。トイレに行くことすら激痛。
トイレで手を洗うにも体を回転できない。
最初は両親や夫も、妊娠中よくある”恥骨痛”かと思っていたわけですが、本当に私が歩けないほどの痛みを訴えていたため、これはただごとじゃないという感じに。。。
母が祖父のお下がりの杖を家の中から探してくれて、杖をついて生活をすることになりました。
家の中でも杖をつかないと歩くことができなくて、本当にめちゃくちゃ、痛かったです。
まさか杖をつかないと歩けなくなるほどの恥骨痛になるなんて、思いもよらなかったです…
臨月の恥骨痛は、まれに歩行困難になることもあるそうです
ちょうど毎日見ていた妊娠アプリ「トツキトオカ」を開いたら、恥骨痛のことが書かれていました。
イヤイヤこれ、まさに私のことやーーーーーん!と、トツキトオカアプリの存在に感謝カンゲキ雨嵐!w
妊娠中に出るホルモンのせいで、臨月に恥骨痛が起こることはよくあるそうで。
まれに歩けなくなるほどの激痛になる人もいるんだそう。
まさか私が、歩けなくなるなんて…
これまで順調な妊娠経過を送っていた私は、一気に不安になりました。
里帰りだったので、離れている夫に泣き言のLINEを送ってばかり。
今まで難なく過ごしていた家の中にあるちょっとした段差や、階段も
「こんなにも辛いのか…」
と、改めてカラダが動くこと=健康の大切さを実感。
それまで順調だったので、妊娠出産は終わるまで何があるかわからないなと思いました!!
妊娠37週6日、病院に電話するも解決の糸口見えず
歩けなくなり、次の妊婦健診まで様子を見ようと思っていたんですが、それにしたって痛い痛すぎる←
本当に恥骨や仙骨が骨折した?ってくらい痛かったので、日曜日だったのですが病院に電話することに。
休日で時間外だったため、病院で電話を取ってくれたのは看護師さんでした。
もちろん担当のコウノドリ先生はおらず(私は担当医のことを勝手にコウノドリ先生と心の中で呼んでいたw)
このとき電話で看護師さんが言ってたことをまとめるとこんな感じ
- 臨月に恥骨痛が起こることはある
- 今病院に来てもらってもいいが、担当医がいない
- 今日来てもらっても骨盤ベルト等の対処療法くらいしかできない
- 翌日の月曜日来てもいいが、担当とは違う先生になってしまう
- 妊娠中のため飲んでいい痛み止めはカロナールだけ
どうせだったら担当のコウノドリ先生に診てもらいたいし、おそらく産まれるまで我慢するしかないんだろうし。。。
夫と話し合った結果、火曜日の本来の妊婦健診の日まではなんとか耐えることにしたんです。
結局、妊娠による恥骨痛だから我慢するしかないのかな、と思いました。
この日に母がカロナールを買ってきてくれて、ほぼ寝たきりで痛みに耐えながら過ごしました。
とはいえ私は結果的に恥骨痛で早期入院となったので、もし恥骨痛がつらい場合は休日でもかかりつけの産婦人科に電話して相談したほうがいいと思います・・・!!!
妊娠38週0日、藁にもすがる想いで鍼治療を受ける
妊娠38週0日の月曜日。
私が歩けない体になり見かねた夫が自宅から実家まで来てくれました。
この日も朝からもーまじでほんとーにめちゃくちゃ痛かったです、恥骨と仙骨が。
あまりにも痛かったので、何もしないよりはマシ!ということで鍼治療がある産婦人科クリニックへ行ってみることにしたんです。
私が出産を予定している病院は割と大きな総合病院でしたが、そこの鍼治療をしているクリニックは個人経営のTHE☆町医者という雰囲気の産婦人科でした。
電話で予約していたのですが、私が夫と杖をつきながらガクガク病院に入ると看護師さん達も歩けない私にびっくりしてました。
「すみません、うちには車椅子がなくてーー!!」と、診療室にあるローラー付きの椅子を持ってきてくれました。
そして登場した貫禄ありまくりのおじいちゃん先生!!
「だいたい鍼治療は施術した直後から効果感じる方が多いですよ」と先生も看護師さんも言っていました。
夫も私もだいぶ半信半疑(失礼w)のまま施術台へ。
おじいちゃん先生は魔法のように私の腰に針をたくさん刺してくれました。
「終わったよ、歩ける?」と言われて立ち上がったところ…
…え!?あ、歩ける…!?
腰の痛みがかなりおさまってる…!!!(うれしすぎる)
そう、針治療をした結果、本当に速攻で効果を感じたのでした。
鍼治療、すごい、すごすぎる。
私の骨盤痛は恥骨痛と仙骨痛と両方で、前も後ろも痛かったのですが
この針治療で後ろ側の痛みがびっくりなくらい緩和されたので
かなり楽に歩けるようになりました。(それでも杖は必要でしたが)
おじいちゃん先生が魔法使いに見えて本当に感動しました!!
行ってみてよかった…!!
夫も私も鍼治療に対してだいぶ半信半疑だったので、明らかに足取りが軽くなった私に夫も相当びっくりしていました。
結果的に翌日の妊婦健診で私は早期入院が決まるんですけど、この日鍼治療をして本当に良かったと思っています…!!
「つらいよね、出産まであと少しだと思うけど、また産まれる前に痛みが出たらいつでも来てくださいね」
と先生も看護師さんも言ってくださり、ちいさなクリニックならではの優しさと暖かさに触れて夫婦ともども幸せな気持ちになりました。
本当にかなり痛みが緩和したので、帰りに大好きなスタバに寄ることもできて!!
大好きなキャラメルマキアートを飲みました。(嬉しかったし美味しかった…)
杖をついてスタバに行ったことも、お産が終わった今思い返すといい思い出ですw w
私が恥骨痛になってしまった原因は、結局わからない
どうして私が妊娠38週で歩けなくなるほどの恥骨痛を発症してしまったかは、結局わかりません。
先生曰く「妊娠によるもの」というだけで、原因は結局わからないのです。
産後にレントゲンを撮った際には、恥骨結合もちゃんと正常でした(よかった…)
- もしかしたら、姿勢が悪かったのかも?
- もしかしたら、頑張って歩きすぎたのが原因かも?
- もしかしたら、私の骨盤と赤ちゃんの頭の配置が悪かったのかも?
- もしかしたら、もともと骨盤が狭かったから?
- もしかしたら、私のリラキシン(骨盤を緩めるホルモン)が出すぎていたのかも?
色々考えることはありますが、結局わからないし、産んだら嘘のように恥骨痛はなくなりました!
でも、先生が言っていたのは「歩けないほど恥骨痛がある時は、安静にしたほうが良い」ということです。
もしこれを読んでいるあなたも臨月の恥骨痛に悩んでいたら、無理に動かずまずは担当の先生に相談することをオススメいたします!無理はダメ。絶対!!
今となれば笑い話ですが、本当につらかったです、恥骨痛。。。痛みがある方は、無理にヨガやウォーキングはせず、安静に過ごしてくださいね!
出産レポ③へ続く
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