自律神経を乱す”マインドレスネス”とは。電車で「みんなスマホを見ている」ことから感じたこと

いきなりですが、マインドレスネスって言葉を知っていますか?

マインドレスネス(Mindlessness) =注意や意識が散漫になっている状態。「今ここ」に存在する自分の行動や周囲の環境に対する意識が低くなっていて、結果として自動的かつ反射的に行動してしまうことが多くなる。

似ている言葉のマインドフルネスなら知っている方も多いかも知れないですね!

自律神経を整えて心もカラダも健康に生きる方法をお伝えしている私ですが、マインドフルネスはとっても自律神経が整うのに対し、マインドレスネスは自律神経が乱れ、メンタルバランスも崩し健康な生活とは遠のいてしまうんです。。。

最近生活する中でマインドレスネスで気になったことがあったので、今日はブログに書こうかなあと思いました。

Ayaka

みなさんの実生活が「マインドレスネス」か「マインドフルネス」かぜひ振り返ってみてくださいね!!

目次

マインドレスネスとは?

繰り返しになりますが、マインドレスネスとはマインドフルネスの逆の意味を持つ言葉です。

ヨガでもよく使われるマインドフルネスは、おなじみ「今ここ」「今この瞬間」に意識を集中させること。

マインドレスネスは、その逆となります。

マインドフルネス(Mindfulness)=「今ここ(現在)」の瞬間に意識を集中させ、その瞬間の体験を評価せずに受け入れる心の状態や技法のこと。ストレスや不安を和らげ、心とカラダの健康法として広く取り入れられている。

マインドレスネス(Mindlessness)=「今ここ(現在)」に存在する自分の行動や周囲の環境に対する意識が低くなっていて、注意や意識が散漫になっている状態。まさに、”心ここにあらず”。

英語で「Ful(フル)」がつくと”十分な”とか”満たされている”という意味になりますし、「Less(レス)」がつくと”〜がない”という意味になります。

キャッシュレスとか、コードレス、セックスレス…なんかもそうですね。

マインドフルとマインドレスも”マインド”という名詞にフルとレスがついたと考えると意味がわかりやすいですね!!

私はヨガでもセルフケアでも、自律神経を整え健やかな心と体をつくるという観点から、マインドフルネスをとってもおすすめしています。

んが…!!!

実は現代社会はマインドレスネスだらけですし、知らず知らずのうちにマインドレスに日々を過ごしている方がほんっとーーーーに多いのです。

Ayaka

そんな私も、体調を崩す前まではマインドレスな毎日を過ごしていたかも…(反省)

マインドフルネスの知識がないからこそ、マインドレスネスに過ごすことで知らず知らずのうちに心身のバランスを崩し、自律神経が乱れ、人生がうまくまわらない…なんてこともあるのです。。。

マインドレスネスを感じた電車での出来事

みんなスマホを見ている…

実は先日、日常でマインドレスネスを実感してしまった出来事がありました。

都内で電車に乗ったときのこと。

私はいま妊娠9ヶ月なのですが、ラッキーなら座れたらいいな〜くらいの気持ちで優先席近くの車両に乗り込みました。

その日の電車は立っている人も多く、結局電車を降りるまで誰にも席を譲ってもらえなかったんです。

別に私は健康な妊婦ですし、「まあきっと座れないだろうな〜」「どうせ譲ってもらえないよな〜」くらいの気持ちだったので、私が座れなかったことは別にいいんですよ!!

覚悟していたというか、やっぱり…という感じで。(そもそも譲る譲らない問題は、個々の価値観や考えがありますからね…)

でも、どうしても気になったのが、そのとき乗った車両の空気が異様に感じたこと。

そう、異様なほどマインドレスネスな空間だったんです……!!!

誰一人、スマホから顔を上げる人がいなかった

私が優先席の車両に乗り込んで降りるまで、まわりに20人くらい人がいましたが、私が妊婦であることに気付いたのはたった1人でした。

そのたった1人は、おなじく優先席の前で立っていたおばあちゃんが私に目を合わせてくれて、視線を送ってくれました。

ではおばあちゃんや妊婦の存在に気付かずにみんな何していたかというと、もれなく全員、

スマホの画面しか見ていなかったんです。

途中で人が乗り降りしても、途中で車両が駅に停車してドアが開いても、みんな顔を上げずにただただスマホの画面を見ていたんです。

おそらくスマホ見ていた人のほとんどが、視野がスマホOnlyだったんですよね。

だから優先席近くにおばあちゃんがいても、妊婦がいても、顔を上げないから誰も「気付かない」ということです。

私にはこの光景がかなり異様に感じました…。。。

オーストラリアに5年住んでいたこともありますが、外国人って基本知らない人にも親切なので周りを見渡す人が多いんですよ。

でもこの先日の都内の電車では、本当に誰も顔を見上げないんだな、スマホから目を離さないんだなという現実がなんだかとってもショックだったんです。。。

そう、この、スマホに夢中になってしまうことこそが現代社会で一番よくあるマインドレスネスです。

マインドレスネスとマインドフルネスの電車の過ごし方の違い

電車の中でスマホに夢中になり、周りの状況に”気付かず”、自分の駅が来たら「あ!」ってなって急いで降りる…

これはマインドレスネスです。

そもそもスマートフォンにある情報は”今ここ”ではありませんよね。ゲームだったら架空空間ですし、ニュースやSNSも遠く離れた場所で起こっている出来事もしくは、過去や未来の内容かと思います。

マインドフルネスに電車で過ごすとしたら、例えばこんな感じです!↓

電車でマインドフルネスする練習
  • 周囲にどんな人が乗っていて、どんな状況か”気付いてみる”
  • 窓の外の景色を眺め、どんな色の看板があるか、どんな景色が広がってるか”気付いてみる”
Ayaka

マインドフルネスは「今ここ」に”気付く”ことが一番大切です♡

自律神経整えたいなら、電車内でもマインドフルネスがおすすめ

電車内でスマホをいじることが、ダメなわけではありません!!

きっと人によってはニュースを見たり、英語の勉強をしたり、Kindleで本を読んだりと通勤時間をインプットのために有効活用したい方も多いと思います。

ただ、それでも!!

私は自律神経専門のヨガインストラクター・セルフケアアドバイザーとして「電車内でもスマホから離れるマインドフルネス」をしてみることをおすすめします。

理由はいくつかありますが…

電車内でもずっとスマホをいじることで、

  • ”マインドレスネス”になることでストレスや不安・不調を感じやすい体質になる
  • 電車内でスマホを見る”姿勢”が首・肩・背中に負担をかけて自律神経を乱す
  • スマホを見ることで目や脳に負担がかかり自律神経を乱す

電車でスマホを見ることがくせになっていると、「スマホ首」になることもありますし、そこから自律神経の不調やめまいにつながることもあります。

まずは顔を上げて、周囲の状況に気付いてみたり、窓の外の景色を眺めてみてはいかがでしょうか。

ボケーっとするのもよいですし、デジタルではない本を読むのもおすすめです。

電車内でも周囲の環境に”気付ける人”でありたい

今回は私の最近の電車内で気付いた日常に潜む「マインドレスネス」について書きました。

いろいろとまとめてみたものの、書いてみての私のいちばんの気付きは

電車内でも周囲の環境にやさしく”気付ける人”でありたい

と思ったのです。

私自身は人から席を譲られなくてもいいですが、もし私が逆の立場で、目の前に妊婦さんやおばあちゃんがいたら席を譲れるやさしい人でありたいと思ったのです。

それができるためには、まず「今ここ」に気付ける人でなくてはいけません。

ヨガ講師らしく、いつでもどこでも”マインドフルネス”に生きていきたいなあと思った出来事でした。

みなさんは、どうですか?

最近のあなたは、マインドフルネスに生きていますか?それとも、マインドレスネスに生きていますか?

この記事で、あなたにとって何かの気付きになれば幸いです♡

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました♪

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この記事を書いた人

「今日からなりたい私になる」をスローガンに、女性のための自律神経が整うヨガとセルフケアを発信。ヨガ歴14年。

2017年にオーストラリアへ留学。シドニーの専門学校でヨガを2年間学び、2020年にMinty Online Yoga Salonを立ち上げる。これまで1500名以上の体質改善の実績。インストラクター向けの起業サポートも行う。

2024年8月に第一子を出産。現在は千葉県外房在住。

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